統治体の責任②

自らに責任はない、とする統治体の主張は次のものみの塔の文章に要約されると思います。

⇒『もしある証人が,統治体の与えた聖書の諭しを土台として決定を下すのであれば,その人は自分の意志でそうするのです。自分自身で聖書を研究することによって,それが正しい道だと確信したからです。証人は各々神ご自身のみ言葉の影響を受け,自分の下す決定が自分の献身している神との個人的な関係に影響することを十分に認めた上で,統治体から与えられる健全な聖書の諭しを当てはめます』

↑相変わらずですが、このこと自体は間違っていないと思います。

宗教の決定は自己責任です。輸血にしても終末論にしても統治体の解釈が正しいと思いエホ証になったのであれば、その人の責任です。そう思わないならやめればいいだけの話。

ただ「公式ページ」シリーズで書いた例のように、彼らは勧誘し、改宗させようとするとき、有利な情報しか与えず、不利な情報を隠ぺいする傾向が強い組織です。

保険勧誘でも他社の不利な点だけを指摘する「不当な比較」は禁止され、自社の商品についても契約者に不利益が生じる可能性についてきちんと説明することが義務付けられています。そのモラルを守らずに契約を乗り換えさせ「契約した以上は約款を読んでいるはずだから自己責任」と主張するのに似ています。

保険会社の細かい字で埋め尽くされた約款すべてを読まずに契約する人がいるのと同じように、エホ証になる前に数十年分のものみの塔を読み、彼らの解釈がいかにコロコロ変わってきたか自分で気付く人はまずいないでしょう(入手自体が困難)。

その解釈のおかげで人生や家族関係が狂わされた人の「経験談」が載せられることもありません。さらに「組織」についても、ちょっぴり踏み込んだ内容が書いてあるだけの「組織の本」すらエホ証になりたいと意思表示した後に初めて渡す、という周到な手段を取っていますし、信者になった後も「組織」の中枢で極秘に処理されている不祥事について全く知らないままです。知らないままの信者がさらに勧誘するマルチマーケティング方式で、勧誘する時点で「売る側」の責任を負わされる。

そして一旦なってしまえば、何年かたって「目ざめて」やめようと思う頃には「統治体に逆らえばハルマゲドンで死ぬのお前絶対確実」、さらに教義に同意できなくなったと公言すると「背教で排斥」扱いされ、「真の友ですよ」と信じ込まされていた信者全員からのカン無視をくらうという、二重の恐怖に苛まれるのです。

さらに信者でいる間は「世の友」を作るな、さっさと仕事をパートにして布教しろ、と洗脳されていますからね。社会復帰は容易ではなく「真の宗教を捨てる人間はかくも惨めな人生を送るのです」というヤな感じのお手本にされるよう仕向けられています。

統治体はというと「だってエホ証になったのお前の責任じゃん」そこは正論をふりかざしてきます。それが冒頭のもっともらしい主張です。
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いやー
まったくもって、
自分もそろそろ辞めようかと考えていますが、
すべてを失うことになるわけだし、いまさら得られるものなんて
あまりないわけで、、、途方に暮れてますわ。。。
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