1914年③

そもそも1914年という年はどこから来たのか。ものすごく簡単に説明すると、

1.ダニエル4章の「大きな木」が倒れる→エルサレムの滅亡を表わすと解釈。

2.そのエルサレム滅亡は西暦前607年であると主張。

3.その木にたががかけられたまま過ぎゆく「7つの時」とは2520年であると解釈。

この3つを組み合わせて西暦前607年から2520年を数えると西暦1914年になる。

さてこの3つの要素・・・・

どれも激しく無理がある。

まず1。

この「大きな木」は預言者ダニエルその人がバビロンの王ネブカドネザルを表わすと述べている。その説明通り、ネブryは王としての権勢を極めるや傲慢になり、神により自我消失、王位を追われるがその後自我を取り戻し王位に復帰、神のみ前にへりくだるという教訓的なお話。聖書を何回どう読もうがそういうお話。

エホ証はこれを過大解釈し、この話にはもっと大きな意味があり、この木が切り倒されたことは神の支配を地上で代表していたユダ王国の首都エルサレムの滅亡を表わすと主張。

そんなことは聖書のどこにも一言も書いていない。エホ証教義の最新の教材では、この1914年、もはや付録に追いやられているが、その説明では、

「聖書では、木は支配権を表わすために用いられることがあります。ですから、この象徴的な木が切り倒されることはエルサレムの王たちによって代表されていた神の支配権が中断することを意味しています」

「ことがある」からって・・説明それだけかい・・話が飛躍しすぎてツッコむ勢いも萎える。

確かに、ダニエル書には後代の「終わりの時」に関する予言が含まれているのは事実だが、だからと言ってこの話にももっと大きな意味があるはずだ、というのは推測の域を出ない話。
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