神の名⑫

「エホバ」は聖書に7000回も出ている!・・というが旧約に約6800回で、新約にはほんの200回少し、しかも自前の新世界訳に、ということはちゃんと言ったほうがいいと思う。

6月のマンスリービデオでも、分が悪い新約“復元”問題には触れていない。

あなたたちが新約部分の底本とするウェストコット&ホートのギリシャ語本文に、古ヘブライyhwhの直接転記かギリシャ語に翻字されたものが出てくるのかな。翻訳者が底本に反して“改ざん”したらだめだよね。翻訳者の立場を超えて聖書解釈には立ち入らないと言っているのに。

何度も言うが、新約写本はその最古のものにさえ1回も出てこないんだから。

WTが新約正典はカルタゴ会議が決めたんじゃない、と主張するのに名を挙げるクレメンスやエイレナイオスやテルトゥリアヌスも自分の著作でyhwhは使ってないよね。


『クリスチャン・ギリシャ語聖書は,霊感のもとに神聖なヘブライ語聖書に付け加えられたものなので,ギリシャ語本文からエホバの名が突然消えるのは一貫性に欠けたことではないか,と翻訳者たちは考えた』(JW.orgより、二つの強力な?理由の1番目)

旧約に約6800回も出ているのに、新約に全く出てこないのはおかしい、不自然だ、というのは無知で恣意的な願望に基づくただの憶測で、根拠にもなっていない。

「ユダヤ人が(ギリシャ語を話す)ユダヤ人のために書いた」(WT洞察)・・つまりヘレニスト向けの古い70人訳写本(だから何度も言うがこれ旧約)の一部に古ヘブライyhwhの直接転記が残っているのは新約の物的証拠にはなりません。ジョージハワード(この人しかいないのか)さんがどういう人かは知らないが、「翻訳者たち」といってもほとんどの翻訳者はそう判断していない・・というかそれ、翻訳者が「判断」することじゃないよ。

写本や定本から忠実に訳すのが翻訳者なんだから。

彼の意見を採用しても、旧約からの直接引用箇所(100回ちょっと)だけだよね。残りの100回以上はJ参照=中世以降に作られた新約ヘブライ語訳を“根拠”にしている。そりゃヘブライ語訳ならyhwhを入れようと思えばそのまま(訳さずに、翻字せずに)使えるからね。

原本が存在しないんだから「あったなかった」は水掛け論でしかないが、中世どころか西暦2世紀前半までさかのぼれる最古のものを含め、すべての写本という物的証拠を相手に“改ざん”するリスクは皆無だと言えるのかな。新約の直接写本がそんなに信じられないのに、現存する新約を原文から紛うことなく保存されてきた無謬の神の言葉だと崇める理由が分からない。


突然消えた」というが、書面にしたときのページから言えばそうなんですが、旧約と新約では数百年の開きがある。原語も時代も、書いた人の思想も対象も全く違う。聖書のことを実はほとんど知らないWT信者は、新約は自動的に旧約の「続き」だよ、程度に思わされている(だから旧約/新約という用語も頑なに避ける)が、自分が調べた限りでは、聖書の聖典としての一体性が確立される過程には複雑な要素が絡んでいる。

タイポロジーの記事にも書きましたが、聖書の「一体性」とは、旧約のyhwhと新約のイエスという、一見して水と油のような、神の奥深い「一体性」とも関係してくるようです。


どうでもいいけど、ジャクソン君は太りすぎて気をつけすると両腕が体につかない。聖なる神名を語る前に、もうちょっと自分の体を何とかした方がいいかもね。
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