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信仰者②

かのユダヤ人信仰者とはあらゆることを議論しました。彼らは“はーしぇむ”と呼ぶyhwhとその発声の是非、使いたち、妨げる者、まことの神の子ら、律法学者ガマリエルの話にまで及び・・

彼はヘブライ語を読めますし、知識も半端なく豊富ですが知識に溺れることがないストレートな信仰者でした。JWの偏りまくったお決まりの聖句だけでは相手にならず、こちらが何を言っても(相手を否定することしか言わないのに)穏やかに受け答えてくれる。

彼は彼で他流試合?など滅多にしたこともなく、久しぶりに骨のある聖書論議を楽しんでいるようで、ご飯に行ったりする仲にまでなりました・・んなことやってっから覚醒する気配はその時からあったんでしょう。不信者と親しく交際してはいけません。


1回だけ、彼を追い詰めたことがあります。

イザヤ53章を引っ張り出して読みました。彼は何訳だろうと新約には目を向けるどころか、自分の前で読まれることも拒否しますが、旧約なら新世界訳でもヘブライ語で書かれた自分の聖書を目で追いながら聞いてくれます。キリスト教の異端論争には無縁なので。


「この“彼”とは誰のことだと、ユダヤ教では理解されているのか」

「君の言いたいことは分かっている。君はこれがメシアの予言だと言いたいのだろう」

「そうだ。ではあなたはどう考えているのか」

「わたしもこれがメシアについて語っていることは否定しない。続けてくれ」

「メシアは同胞のユダヤ人から諸手を挙げて歓迎されるのだろうか。むしろ蔑まれ、取るに足りない者とみなされ、刺し通されると書いてあるのではないか」

「それも分かっている。君はこの予言がジーザスのことだと言いたいのだろう」

「そうだ。彼はあなたと同じユダヤ人だ。同じイザヤの予言では、メシアはエッサイの根と呼ばれ諸国の民のための旗印となる、と予告されている。教えてほしい、今に至るまであなたたちの中で、何人もの人間がメシアであると主張し、また期待された人もいるはずだ。ではユダヤ人でありながら同胞からは迫害され、その企てによって刺し通されてなお、ユダヤ人ではない諸国の人々にその名が呼び求められている人がいるのか」

「・・それは認めよう。そのようなユダヤ人はかつていない。昨世紀末にも一部のユダヤ人からメシアと期待された人物がニューヨークにいた。わたしは彼を信じていなかったが、彼も死んだ」

「あなたの神はあなたの父祖ダビデに誓い、その腰にある者が彼の王座を永久に受け継ぐ者になると宣言したはずだ。今後、自分がダビデの王座を受け継ぐ権利を持つと主張できる人がいるのか、いたとしてもあなたは何をもってその者を信じるのか」

「君の言いたいことは分かる。だから今ではメシアについての予言は特定の人物というより、将来の回復と祝福された時代を象徴的に表すものと考える人も増えている」

「ではこうなるであろうと書いてある聖書の言葉はどうやって真実なものと証されるのか。僕はもともと自分の神じゃなかったもの、あなたの神が約束したことを信じているんだ」


彼は少しの間、黙っていた。

「・・君の言うことは考えてみよう。だが分かってくれ、これは私の出自であり民族なのだ。エルサレムにいるラビたちとも連絡をやりとりすることがあるが、私は彼らに逆らうことはできない」

今度はこっちが黙る番でした。何も言えねぇ。

今思えば、彼らと直にやりとりする立場でもなかったが、アメリカにお住まいの小太りラビたちが決めたことに逆らえなかった自分も立場的には全くおんなじでしたね。だから仲良くなれたのか。つくづくユダヤ教とJWは似ている。

今も救いのために、ユダヤ人ではない人々によってその名が呼び求められている、人類史におけるたった一人のユダヤ人・・“彼”は何を後世に遺したのか、もう少し気ままなひとり旅を続けます。
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