スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

多数決

前回の続き的に、再びフランズ氏について。

この組織は民主的ではなく神権的とか言いますが、それは下々における絶対的な序列制度においてです。フランズ氏が明らかにしたように、指示されることがない最高意思決定機関の統治体会議では普通に多数決で議決されています。1914年を撤回する議案が上がった時も、票が足りなかっただけで、当時の幾人もの統治体メンバーさえそれを撤回すべきと考えていたのです。

多数決で決まる真理っていったい・・

使徒15章のエルサレム会議に倣うというなら、議事録オープンにしてくださいね。議論の過程で統治体内部でも反対意見を言った人もいる、という事実など、絶対に知られたくないんでしょう。その時点の解釈に対する一切の疑いも批判も抱かずに人生のすべてをかけるようコントロールしている信者への道義的責任を感じないのでしょうか。

紆余曲折に見える解釈の変更も、それは自分たちではなく神の差配であると自分たちでも思い込むことで道義的責任という良心の呵責を回避し、思い込まされる側も、釈然としないモヤモヤ感(笑)はあるもののなんか納得したような気になるだけで、少数の犠牲はやむを得ない、少数の意見に神の霊などない、とする全体主義は一般社会よりも冷酷でしょう。

1914年トーンダウンの時期を経て、その反動なのか2世代だの100周年だの言い出しているのは、最近のメンバーが1914年強硬派で占められているという理由にすぎないのかもしれません。レイ・フランズや1975年の教訓から悪い意味で学んでいれば、彼以降の統治体の人選は聖書の知識とか人柄とか能力とかじゃなく、とにかく組織への忠誠度や貢献度が何よりも重視されていることは予想できます。

だからフランズ氏のことでちょっともったいなかったなと思うのは、この組織がただの人の組織、と割り切った上での水面下での慎重な根回しや多数派工作、自分に近い考えを持つ人を統治体に推薦する、とかいろいろできたのでは、とも思うこともあります。簡単には行かないでしょうし、彼は純粋に神とキリストを愛する人だったので、そんな政治的なことはしたくなかったと思いますが。

もう彼のような人が統治体になることは、ないのかもしれませんね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

>彼は純粋に神とキリストを愛する人だったので、そんな政治的なことはしたくなかったと思いますが。

たぶんそうだと思います。

良心の危機を読んでいると彼が純粋に正直な人だったのだろうな、と言うことが真に伝わってきます。
そしてそこからは真実の響きが伝わってくる。

JWを離れても神とキリスト信仰を失わなかったことからすると
彼はそんな政治的なことをしたくなかったのではないかと思います。
それをすることは神への冒涜と自分自身への裏切りであると。

ボクはそれで良かったと思います。
彼が政治的に内部改革行動をしていたとしても、所詮人間の組織、時経つうちに必ずまた違った問題が発生することになります。
これは宗教であり、神権統治という看板を下ろすことができない以上、その嘘の看板の上にすべてを成り立たせていく構図は変えることはできないのですから。
であれば、内部改革的なその努力もまたむなしい結末をむかえることになるであろうと。

自分はレイ・フランズ氏が自分の良心に基づいて行動したことを心から尊敬しますし、
その彼の著作だからこそ彼がいなくなった後も今なお真に真理を求める多くの人の心を動かしているのだと思います。

No title

「良心の危機」の435頁の、

「無駄な望みをきっぱりと捨てた者には、その代償として穏やかさが与えられる。その穏やかさは常に豊かさを増す。」、

という言葉が、レイの心情をよく表していると思います。
この言葉、好きですね。

レイの思いと希望の中心は、神とキリストに向けられていたのでしょうね。組織存続と自分の保身のために組織の中で上手く立ち回ろうと思って悪あがきをしようとする本部や支部のお偉いさん達とは雲泥の差がありますね。

Re: No title

> スナフキンさん

> 良心の危機を読んでいると彼が純粋に正直な人だったのだろうな、と言うことが真に伝わってきます。
> そしてそこからは真実の響きが伝わってくる。

自分もそう思いました。

この組織の中でこれ以上ないという特権や立場にたどり着き、行く先々で
接待や歓迎や称賛を受けても、それとは裏腹に増し加わってゆく良心の重荷
と苦悩の深さに真実の響きを感じました。

結論ありきで削除や排斥に追い込む権威主義的なやり方が日本だけではない
ことを教えてくれたのもこの本でしたね

Re: No title

> Anastasiaさん

最近の「世代」や「奴隷」の解釈変更は組織や自分たちの保身のための悪あがき
以外の何物でもありませんね。この組織とはいえ、よくこんなの通ったなという
お粗末な解釈が続いているのも、彼のように知識が豊富で良心的な人を粛清して
きた代償でしょうか。

No title

>Anastasiaさん

その言葉いい言葉ですよね~

その言葉が引用されている前後の部分もとても良かった。

自分が行動する後押しをしてくれた言葉です。(^。^)

ちょっと、別のブログでも紹介させていただきますね。

困っている人がたくさんいるので。

>GUABELLOさん

でもお気持ちもよくわかります。
切なすぎる現状を考えると、たしかにそういうアクションがあれば、と願うのもわかります。(-_-;)
プロフィール

GUABELLO

Author:GUABELLO
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。