研究生

また需要のない神学記事を書きたい衝動に駆られてきたので、一応ことわっておきます。

自分はキリスト教を護教するつもりはないし、そんな器もありませんが、せっかく聖書をかじったんだから、聖書やキリスト教について他のソースからも少しずつ調べてみたいと考えているだけです。

少し前にあるクリスチャンの方と仲良くなったことがあります。とても真面目で穏やかで、とにかく純粋な幼子のようにイエスを信じている方だったのですが、その方からもらった本を読むと、けっこうWT並みにカトリックやカトリックと仲良くする宗派に手厳しく、かといってJWはさらにその百倍くらい最悪な言われようでした。

自分のブログは棚に上げ、結構そういうものを読んでげんなりした自分にとっては、福音系ではあるようですが少し前に取り上げた島先氏の文献などはしっくりくるものがありました。小難しい定義や解釈の違いを超えたキリストの愛が迫る、それがキリスト教のシンプルな本質なのかと(それだけじゃないですが)・・

という訳で、どうせ擁護するならもっとでっかい視野でいきたいなと。

組織に恋していた頃は、この組織だけが聖なる神の組織、聖書に倣う点でほぼ完全に近い組織、と思わされていました。間違いがあってもごく一部、というコントロールです。

最近、そうも言えなくなっています。それでもキリスト教世界よりはマシだ、と言い張るかもしれませんが、どっちが「完全に近いか」を競うのはだれの精神でしょうか。

神学に立ち入るのも、異端排除の歴史を持つ罪深いキリスト教をさらに知りたいからです。

決して許されることではないですが、カトリックで性的虐待を行なった聖職者を10年で800人処分!とか聞くと、それでも組織として成り立ってんだからそこは逆にスゲーな、と思います。なんせ10億人レベルの組織なので一部変態JWと比べて割合としてどうなのかもよく分からんが、法王庁が公式に発表するのに比べて、チマチマ情報隠蔽するJWの小物感は否めない。

規模は小さくても自分たちの汚点を認めてしまうと、結局は見かけの程度・比較の問題で誇っているだけ?がバレてしまうので、必死に隠そうとする悪循環・・

時には甚大な精神的苦痛を生じさせるとはいえ、JW排斥制度など中世神学全盛時の異端審問に比べればかわいいもんです(JW思考は中世神学の焼き直しに近いものがある)。でも自分たちだけは違う、唯一の神の組織だ、とか言うので、やってることは基本的に同じだろーがしかもこの現代で、とついツッコミたくなってしまいます。

人の過ちと教会の罪深さなど当然に承知の上で、一人のキリスト者として真摯に生きる人の言葉を読むと、普通にリスペクトです。一部のカルト的な教団のように、自分たちを高めよう、良く見せよう、教団を宣伝しよう・擁護しよう、とにかく目先の人数を増やそう、統計を取って数字でアピールしよう、とか限りなく狭い視野で考えていないからです。

そういうの、もうお腹いっぱいです。

当面は、自分が経験した原理主義的な教団の解釈を反響板にしつつ、さらに大きな枠組みであるキリスト教の“研究生”としての調査も続けていく予定です。
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No title

「ドアの向こうのカルト」の佐藤雅典くんのブログに「宗教論」
http://blog.livedoor.jp/norism_blog/archives/cat_61407.html
ていう項目があります。ここでは聖書について彼なりに調べあげた とても興味深い考察があります。JW組織が今のような行き詰まりになったのか理解できる資料です。
でも 聖書が人類の大切な「神の言葉」であることは 間違いない事実です。

Re: No title

佐藤典雅さん、ブログされていたんですね。

これから自分も自分なりに書いていきますが、原始キリスト教やら
初期クリスチャンやらが混じり気のない純粋なキリスト教だと純粋に
信じている人がいますが、そんなことはないだろうと。

教会や宗派に属するにしても、聖書を信じると一口にいっても、その
人の聖書観はますます多様化しています。その多様性を包含しながら
互いの見方を理解・尊重できるか、試されつつあるのかもしれません。

それと真逆の方向に突き進むJWは・・確かに行き詰まりつつありますね。

No title

>教会や宗派に属するにしても、聖書を信じると一口にいっても、その人の聖書観はますます多様化しています。その多様性を包含しながら互いの見方を理解・尊重できるか、試されつつあるのかもしれません。

それと真逆の方向に突き進むJWは・・確かに行き詰まりつつありますね。

このままJWは昔に戻れないまま、身動きが取れなくなる・・・

昨年は自宅に夏の大会のビラをおきに来ましたが、今年はついに来なかったです。

どうなるんでしょうね?

ある程度、大いなるバビロンと正統派の教会を批判するにしても融和政策でも考えないとどんどん脱北者というか、脱組織が進むと思いますね。

Re: No title

> 証さん

主力のアメリカ・ラテン系国ではプチカトリック化していて、貧しくても搾取されても
陽気でハッピー的なノリでもっているようですが、他の先進国では行き詰まり感は否め
ませんね・・
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