尋ねたい質問②

「エホバの証人だけが救われると信じていますか」

JW.orgの答え:いいえ。これからエホバの証人になる人もいますし、過去においてエホバの証人でなかった人も復活してチャンスを与えられるので、(現在の)エホバの証人だけが救われるなんて言っていません。裁くのはわたしたちでわな・・

はいはい、もういいです。質問を変えます。

「みなさんの仰るハルマゲドンの時点で、宗教的観点において、エホバの証人の洗礼を受けた人、または洗礼への途上にある人だけが救われる ⇒ 自分たちに勧誘されても他宗教・他宗派から改宗しようとしなかった人はすべて滅ぼされる、と教える団体なのですか」

WT出版物の答え↓

『その戦争(=ハルマゲドン)を生き残って神の新しい世で命を得るのは,この世が愚かなことと呼ぶもの,つまりエホバの栄光ある王国の良いたよりに従う人々だけです』(WT1992年)

さて、この主張をはっきり撤回はしていないものの、最近では微妙にニュアンスを和らげた表現も見られます。

『ハルマゲドンの時には,矯正できないほど邪悪な者たちだけが滅び,「大群衆」が生き残ります』

「だけ」の位置が微妙に変わりました。

それで人類数十億人の内、残念ながら(幸運ながら?)JWと接点が全くなかった(JWに矯正してもらう機会がなかった)人は滅ぼされない、と言う現役さんもいます。世の中に無数ある宗教・宗派・団体の中でもマイナーないち教団の人に勧誘される機会があったとかなかったとか、まーちっこい話だと思うのですが、神がそれを裁きの根拠にする、と本気で信じているようです。

それは別にいいんですが、接点がなければ滅ぼされない、とはっきり書いてしまうと「救いのためにできるだけ多くの人=接点がなかった人を探し、JW解釈を伝えよ」という号令が無意味になってしまいます。

だから~・・数千年の歴史がある聖書を使って、「今この時に」クリスチャンが布教する主な理由をハルマゲドン云々と絡めることに無理があるんですって。そう信じて宣伝したいなら自由ですよ。だったら接点があるとかないとかどーでもいいから、ハルマゲ時点でワレワレJWに改宗する素振りを見せていない人はすべて滅びます!と潔く公言したらいかがですか。

WTが、微妙なさじ加減でニュアンスを柔らかめに変えているのは、作戦と思います。

対外的には、自分たちだけが救われるとは言っていない、他と同じ宗教の1つ、その自由は保障してね、彼らは他宗教を尊重している、自由であるはずの宗教を批判する方が狭量、国際常識だよ?という印象を与えて人を引き寄せ、取り込まれて信者になれば、自分たちだけが救われる唯一の宗教、救いのためにこの組織に導け、という構図を刷り込む教化を開始します。最近、ものみが一般用と信者用に分けられたのも神権的戦術でしょう。

言質をとられるような明らかな二枚舌は絶対に使いません。特にJW.orgの回答は緻密に計算されています。言質を与えずに、読んだ側がはっきり書いてない事を言って擁護してくれる、でも信者は唯一救われる宗教と強烈に思い込んで宣伝してくれる、こういう印象操作はお手の物でしょう。

「自分たちだけが正しいのか」という批判に対して、「みんな自分の宗教(だけ)が正しいと思うから入ってるんでしょ?じゃなきゃ他を探すでしょ?」とJW.orgで言ってますが、宗教を信じる人すべてが「正しいか間違いか」「救われるか裁かれるか」の乱暴な二極論であらゆる宗教団体をジャッジした結果ではないと思いますよ。

人の集まりで成り立つ宗教にも絶対はないと穏やかに考える人の方が多いのかもしれません。
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No title

本当におっしゃる通りで、この二枚舌がJWという組織がどんなものかをよく表していますね。

正しいのは自分たちでも、自分たちの宗教でもなく、ただキリストのみである、というのがキリスト教の基本であり生命だと思うのですが、そんなものはとうにどこかに飛んでしまっているのでしょうね。

救い

私の司会者からもらった日本での国際大会78年ではなくそれ以前の国際大会のカセットテープの中での質問と答えの形式のプログラムだったと思います。質問者が「のべ伝える事が出来ない区域・国の人はハルマゲドンの時にはどうなるのでしょうか?」との質問に回答者は「エホバは心を見られる方です、その裁きに信頼を置くことは大切なことですね 兄弟?今 私たちが行えることはなんでしょうか?」 この見事に核心を外らせて答えを与える思考に当時は 何の疑問も抱かなかった自分を思い出しました。

Re: No title

> AC後屋さん

キリストを信じるなら、自分たちだけが正しい、なんて言えるはずもないですよね。

Re: 救い

> てなもんやさん

1975年に何にも起きず失望した・・失望した、というのもどうかと思いますけど。彼らのエホバが自分たち以外の人類を虐殺しなかったことに失望したんでしょうか。最近の布教もほぼ門前払いされ、もう終わりが近い=早く滅ぼされちゃってほしいくらいの感覚ですからね。自分たちから押しかけて「早まった期待」を何度も吹聴したからなのに、その応対の仕方が裁きの根拠になると言う・・神の裁きに信頼を置くとかなんとかのレベルじゃないですね。

No title

冒頭からGUABELLOさんのツッコミに吹いてしまいました(笑)
でも基本的には自分たちだけしか救われない、という空気が出版物などからは読み取れますよね。
終わりは間近に迫っている、と散々煽りながら、来なければ来ないで「終わりがまだ来ていない事に感謝できる理由」などという記事を出しますからね。煽りと言い訳を交互に繰り出して信者の人生を左右しようが、謝罪は一切ない。煽るだけ煽って責任など一切取らない。これからもそういう姿勢は変わらないと思います。
それにしても私は情もへったくれもない、そして皆さんがおっしゃるように上辺だけの人間関係だけのJWと生き残ったところで全く嬉しくないですね。しかも自分たちの気に入らない人間を平然とイジメまくるJWと生き残るというのはどんな罰ゲームかと思います。
そう考えると、組織内にもエホバエホバと連呼しながら実は悪魔崇拝者のような人間がウヨウヨいるのだと思います。キリスト教世界云々、世の人云々ではなくて、最も裁かれねばならない、エホバの鉄槌が下されねばならないのは、そういった内部の腐った人間だと常々感じています。
jw.orgに「どうしてイジメをするの?」といった子供向けのビデオがありましたが、「どうして長老やシモベ、開拓者は下々の気に入らない人間、平信徒に陰湿で苛烈で露骨で悪魔的なイジメを平然とするの?」といったビデオに差し替えればいいと思いました(笑)


Re: No title

> 相場師さん

イエスはパリサイ人を「偽りの父、悪魔からの者である」と呼び、ペテロにさえ「サタンよ!離れ去れ!」と言われました(彼らが悪魔崇拝者だった訳ではないが)。

JW問題に限らず、善意の間違いか、故意の偽りかは第三者が判断するのは難しいですね。

ただの期待でなく神の唯一の経路と称し、言い訳の余地がない数字を使ってハルマゲドンを宣伝し、「教える者がより重い裁きを受ける」とあるのに、教えられる側に常に善意を要求してそうしない人を邪悪な者と裁いてきましたからね・・イエスと同じ権威で誰かを偽善者と裁くこともできませんが自分はそのやり方に真実さを感じません。
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