神の差配

ネオさんのブログに組織お得意のダブルスタンダードについての記事がありました。詳しくはそちらをご覧ください。

この手のことは自分も普通によく聞きましたし、知っています。

例えば、長老さん。自分や家族の病気で集会に来れなくなります。ほとんど同じ状況に見えても、ある長老はわずか数ヶ月で一方的に削除を通告されショックを受けます。別の長老はおとがめなしで、そのことに疑問を呈した人が巡回さんに脅すようなことを言われやはりショックを受けます。

様々な都合や思惑が隠されているのですが、以前の記事に書いたように、信者側には一切の情報を開示せず、「すべての事情を知らないはずだ」とか「神の差配である」となります。

なぜ、こんなことが生じるのでしょうか。


旧約には、何で?と思うような記述が多々あります。代表的なのはダビデとウザでしょう。

ダビデはバテシバと姦淫を犯し、夫のウリヤを殺します。でも死罪どころか、王の地位に留まることさえ許されます。一方、ウザは契約の箱を支えようとしただけで神に撃たれて死にます。

普通に聖書を読むと、この違いは何?となります。

代々続く超敬虔なユダヤ教徒に聞いたことがあります。彼らは新約を知りませんし、受け入れてもいません。答えは一言、「God is unpredictable」(神の行動は予見しえない)でした。そもそも、何でそんなこと聞くのか?オレ神じゃねーし聖書に書いてない理由なんて知らねーし、という感じでした。

JWにはこのような潔さがありません。意地でも“納得できる”理由を欲しがります。

『エホバが不公正を行なうことはあり得ません。不公正を行なうとすれば,ご自分の主権の基盤そのものを損なうことになるでしょう』

・・人が「不公正だ!」と思うことを神がすると、主権の基盤が傷つくそうです。その神ってどなたですか。自分たちの「理想の神のイメージ」が傷つくだけじゃないんですか。なるでしょうって、神さえも脅しにかかるんですか。

『神の言葉がウザの行ないを「不敬な行為」と評していることからすると,この記述に明示されていない何かの利己的な動機をエホバは見ておられたのかもしれません。もしかしたらウザはせん越な人で,しかるべき境界を踏み越える傾向があったのでしょうか。あまり目立たずに家族として守ってきた箱を公の場で先導するということで得意になり,うぬぼれてしまったのでしょうか』

そんなこと、聖書に書いてありませんけど?

・・と言うワケで、聖書に書いていないイメージを勝手にふくらませ、ありとあらゆる誹謗中傷を作り上げます。その行為だけでなく人格攻撃まで始めます。

そうだったのかもしれませんが、いずれにしても聖書という前提に立つならそれは「神の差配」です。書いてない理由を何で?何で?とあーだこーだ言っても意味がありません。

しかし!人間の組織がこの旧約の神の真似ごとをすると悲惨なことになります。全く同じ理由で、資格はく奪や排斥になったり、ならなかったりします。

さらに面倒なのは、↑のような記事で教化され、全知の神=組織と信じて疑わない人たちです。

資格はく奪や排斥は発表されますが、理由は極秘、表面的には同じに見える・・するとものみがウザに対してしたやり方に倣い、ありとあらゆる悪い理由を想像することで納得しようとします。

「あの人は何かやらかしたに違いない、きっと利己的でせん越な人だからエホバに裁かれたのよ・・うぬぼれたんじゃない?」

その矛先は家族にも向けられ「家族にも責任があるのよ、きっと霊的な問題があったんでしょうねぇ」なんてウワサを流されて酷く傷ついた人もいます。

すさまじい精神的苦痛でしょう。最近、不当な資格はく奪を訴えている人がいるなんて話も聞きますが、それも当然の流れのように思います。


「精一杯やっていますが、人間ですので判断には誤りもあります。できる限り再調査して不当な措置があれば謝罪し、撤回します」って普通に言えないんですかね。パウロとバルナバも「マルコの資格」で真っ二つに割れて大ゲンカしても、後で和解してませんか。自らを神懸った存在にするから、メンツを気にして後に引けなくなっているだけではないのですか。

旧約の神気取りの真似ごとのようなやり方は、本当に神を恐れるならもうやめてほしいのです。
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ひとこと

現在排斥されている私がこのようなことを書くのもなんですが。

私は奉仕の僕として働いていました。
しかし、大きな精神的な病気になり長期治療が必要となりました。
私の決断はひとつ。奉仕の僕をお返しすることです。働けませんから。
発表は次のとおり。
「ちーさん兄弟は奉仕の僕ではなくなりました」
理由は発表されず。まぁ、そのような手順ですから。

会衆内は「ちーさん兄弟が何か悪事を働いたようだ」という雰囲気になりました。

理由を語らない発表って、こんな感じです。

Re: ひとこと

>ちーさん

自分もそのような雰囲気を何度も何度も何度も目の当たりにしました。
純粋に自らを犠牲にする人までそういう思いをする。特権制度の弊害ですよね。

自分はパウロを一人のクリスチャンとして尊敬していますが、彼が書いたことすべてを字句通りの規律にすることを見直す時が来ているような気がします。長老と僕の制度もそうです。1世紀でもその頃から分派や分裂、目立った地位を占めようとする者が現れました。その失敗の歴史を教訓として与えているのではないかと。

初期の聖書研究者も長老制は取っていなくて、役職ができ始めた頃から混乱が生じ、2代目さんが強力な「組織」を作り上げることに成功しましたが、それって成功だったのでしょうか。イエスが「偉くなろうとする者は仕える者であれ」とだけ言われたのを思い出します。

君たちニーチェを読んで見たまえ

ニーチェはパウロを恨みの天才と喝破しておる。

No title

ちーちゃん

 ツァラトゥストラ読んだことあります?

Re: 君たちニーチェを読んで見たまえ

> ニーチェはパウロを恨みの天才と喝破しておる。

ニーチェは“キリスト教”の始祖はパウロだと捉えているようですね。

そう言い切っていいか分かりませんが、「血を避けよ」「除き去れ」「あいさつするな」「業のない信仰は死ぬ」など、JWが批判されている教義の多くも、イエスではなく弟子たちが語った断片的な文言を、さらに過激に解釈したものだ、という点は興味深いと思います。
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