大いなるバビロン

「バビロン」の由来は神に敵対する狩人ニムロデの王国にあります。

王という言葉は人が人を支配する立場として人間が作った造語と考えられます。

神は後に、ご自分が正当なる支配者であることを示し、人間が作ったこの言葉をご自身に適用して、「エホバ自ら王となられた」と預言者を通して語られました。

神から疎外された人類を一つにまとめあげようとした最初の人物がニムロデです。

『彼は地上で最初に力のある者となった。彼はエホバに敵対する力ある狩人として現われた。それゆえに,「エホバに敵対する力ある狩人ニムロデのようだ」という言い習わしがある。 そして,彼の王国の始まりは,シナルの地のバベル,エレク,アッカド,カルネであった』

聖書で初めて王また王国という言葉が出てくる例です。この王という言葉・ステータスが人間の造語であることは、後にイスラエル人までが王を求めた時、神がそれを好ましいとされなかったことにも示唆されているかもしれません。

ニムロデの野望は神によってくじかれましたが、バビロンは西暦前7世紀には再び、世界を席巻するバビロニア王朝の首都になりました。全盛期の王ネブカドネザルは「この大いなるバビロンは,わたしが自分の偉力の強さをもって王家のために,またわたしの威光の尊厳のために築いたものではないか」と豪語しました。

それで、過去において「バビロン」とは政治上の帝国、もしくは人類と世界を自ら支配しようとする個人また勢力による試みのことです。

では啓示の書の「大いなるバビロン」についてはどうでしょうか。

「彼女は倒れた! 大いなるバビロンは倒れた。そして,悪霊たちの住みか,あらゆる汚れた呼気のこもる場所,またあらゆる汚れた憎まれる鳥の潜む場所となった! 彼女の淫行の怒りのぶどう酒のためにあらゆる国民がいけにえにされ,地の王たちは彼女と淫行を犯し,地の旅商人たちは彼女の恥知らずのおごりの力で富を得たからである」

JWに限らず、この大いなるバビロンを、人類を誤導してきた宗教だと考える人がいます。確かに一部の宗教は「地の王たち」や「旅商人たち」に迎合してきました。

しかし、大いなるバビロンは7つの頭と10本の角を持つ野獣の上に君臨しています。世界を支配しているのです。自分は宗教そのものにそこまでの力はないと思います。かなりの力を持っていた時期もありますが、多くの場合、宗教、特に組織宗教は権力や金集めに利用されてきた側です。

それでこの「大いなるバビロン」とは、表向きの「地の王たち」を動かし、数々の産業を支配して「そのおごりの力」で「地の旅商人たち」にも富を得させてきた、そしていつかはこの世界と人類を統一しようとする勢力のことではないかと考えたりします。一部の宗教も彼らに利用されている可能性はあります。

戦争や紛争の背後で無数の兵器・武器が取り引きされ、ビジネスになるなら「敵の王」にさえ売り渡す、その姦淫の結果、「国民は国民に対して敵対する」という聖書預言の成就という大義のもとに「あらゆる国民がいけにえ」にされてきたのではないでしょうか。

核兵器の使用が現実味を帯びた冷戦時代のように、JWの増加も神やキリストがどう、よりも、とにかく終末の恐怖と「もうすぐハルマゲ ⇒ 楽園」に大きく依存してきました。続きます。
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