放蕩息子①

最近シリアスな記事が続いたので、箸休め?的に今年の地域大会で出た「放蕩息子」の劇の、リメイクDVDをレビューします。

このDVD、いいと思います。兄弟が最後に和解するシーンに感動した人も多いと思います。

パパとママ・・大人になった息子にいつまでも家にいてほしい、というのは過保護な感じもします。でも、言う事聞かないとプチパニックを起こし理性を失うサイコなJW親ではなく、基本的に優しいパパとママです。

ビッグブラザー・・「集会や布教を○回休んだ」とか、こういうパリサイチックなJWがいることを正直に描いているところもよかったです。最後に「自分のために交わりをしてくれたことなんてなかった」と、子供のようにスネるピュアな一面も持っています。

ただ、一つだけ言わせてください・・「放蕩」の描き方が足りないのではないか?

家を出た下の息子は、ちゃんとした会社に勤めようとした訳ですし、フルタイム社員で集会を何回か休む程度のことがJW的に責められる「放蕩」なのでしょうか。

また、同僚のおねえちゃんとたった1回、懇ろになっただけですぐに泣きだし、泣いてパパのところに帰るかわいいボウイです。

優しいパパがすぐに駆け寄って抱きしめてあげていますが、ちょっと待ってください。

聖書の話自体にこの「放蕩の生活」の具体的内容は書かれていませんが、その言葉についてものみの塔はこう注解しているんです。

『「放とうの生活」という表現は,「放らつな生活」を意味するギリシャ語の翻訳です。ある学者は,この語は「徳性の最大限の放棄を表わす」と述べています。イエスのたとえ話に出てくる若者がよく放とう息子と呼ばれるのももっともなことです』

「徳性の最大限の放棄」です。言うなれば⇒ 親の金を使って毎晩飲み歩き、風俗的な場所にも何度も出入りし、その時点ではJWを続ける気などあろうはずもなく当然排斥になり、JW親とは同居できず、家の金を持ち出して出ていく・・せめてこれくらいのことではないですか?

それでもJW親は、何年か後に家に現われた息子をその場で抱きしめることができますか?

悔い改めようと集会に行っても、組織の指示通りとりあえず全員無視からのスタートです。緋のような罪でも真っ白に塗り消してくれる憐みの神、とか言いますが、この組織では排斥時の“罪状”は永遠に機密ファイルで厳重に保管され、どこに行こうがその情報は裏で回されるようなので、↑の内容だと復帰まで数カ月どころか数年以上かかる可能性もあります。このDVDを見て改めて感じざるをえないのが、この組織が本当にこのたとえで示されている程の憐み深い父親のようだろうか、という疑問ですね。
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