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明石順三④

ラッセルとラザフォードのもう1つの違いは『他宗教への執拗な攻撃』です。

これも1番目の違いと関連していますが、この世のすべてを「エホバの組織」か「サタンの組織」に区別してしまった以上、その主張通り敵=サタンの組織は徹底的に、容赦なく攻撃しないとつじつまが合いません。そうすることで内部の士気高揚と一致も促進される・・一石二鳥です。

ラッセルは特定の宗派の指導者と魂の不滅などの教義でディベートしたことはありますが、問題にしていたのは教義であって、他宗派すべてをサタンの組織などと考えてはいませんでした。

エホ証は、“キリスト教”を過激に非難するラザフォードの「神の救い」が発行された頃から「キリスト教世界」という言葉を差別的に使用して他宗派を貶めるようになります。

やはりそれについていけない人もいました。

『ニコルソン(当時のオーストラリア支部の書記)は,聖書研究の新しい資料が偽りの宗教(=自分たち以外の宗教全部)を遠慮なく非難していることを公然と批判するようになりました。・・ニコルソンは一人の人物の追随者になってしまったようです』

ついていけなかった人は「ラッセルという個人の追随者だった」と切り捨てますが、じゃあ何のことはない、ついていった人は「ラザフォードの追随者」だったのでしょうか。

さてようやく本題に戻りますが、明石氏が「1926年」以降の出版物には同意していなかった、という理由は、主にこれまで考察したラッセルとラザフォードの思想の違いによるものだと思われます。

しかし彼はラザフォードの見解には同意していなかったにも関わらず、聖書研究者の他の基本的な信条を広めることに尽力しました。彼なりに「神を待った」のでしょうか。しかし第2次世界大戦を機に彼はついに組織に見切りをつけます。その理由も2つあると考えます。次回に続きます。
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No title

よく調べておられますね〜
勉強になります
ここは昔から興味をもっていたところです。
続く記事も楽しみにしています

Re: No title

自分もこの点は疑問に思っていて、本当に「偽善者」だった人が
あれだけの仕打ちに耐えれるものだろうか、と覚醒してからさらに
興味を持ちました。

レーマン家庭宣教運動

自分のブログにレーマン家庭宣教運動の記事も書いています。

ラザフォードから排斥されたラッセルの教えを崇拝するプロテスタントです。

http://blog.livedoor.jp/csmradio/archives/32317120.html

お役に立てば・・・

Re: レーマン家庭宣教運動

貴重な情報ありがとうございます。ブログをまだ少しですが拝見しました。日本のJWはJW以外のキリスト教の知識がありません。一応、「聖書から論じる」という教材で訓練は受けていますが、想像力がない、というかJW以外の聖書の知識に触れたこともなければ本当に興味がある訳でもないので、「難しい、難しい」と言うだけで結局はJWの解釈を一方的に押し付けるだけの支離滅裂な話しか作りません。熱心に人の家を回っているのは事実なので、本当に無念というか残念というしかありません。さらに残念なのはそういう布教で実際に勧誘されちゃう同じタイプの人がいることですね・・
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