入場券

地上のすべての宗教はこの願望のうえに作られているんだし、おれはそう信じている。それにしたって、問題なのは子どもたちさ。問題は山ほどあるのに、おれは子どもだけを例にとった。そこには、おれが言わなくちゃならないことが、一点の曇りもなくはっきり示されているからなんだ。

人はみな、永遠の調和を苦しみであがなうために苦しまなければならないとしたら、子どもはそれにどう関係する、ひとつ答えてくれ。

もしも、子どもたちの苦しみがだ、真理をあがなうのに不可欠な苦しみの総額の補充に当てられるんだったら、おれは前もって言っておく。たとえどんな真理だろうが、そんな犠牲には値しないとな。

調和なんておれはいらない、人類を愛しているから、いらないんだ。それよりも、復讐できない苦しみとともに残っていたい。

だから、自分の入場券は急いで返そうと思ってるんだ。おれがせめてまともな人間だというなら、できるだけ早くそいつを返さなくちゃいけない。おれは神を受け入れないわけじゃない、アリョーシャ、おれはたんにその入場券を、もう心からつつしんで神にお返しするだけなんだ。

イワン・カラマーゾフ


性犯罪を隠蔽すること、シラを切り通すことがこの組織の 「調和」 とやらに必要なら、そんな調和に価値はない。


それこそが一点の曇りもない真理で、2~3人の 「かわいそうだと思わないこともない」 犠牲の上に成り立つ真理など、この世に存在しない。


存在したとしても、どんなわずかなコストでも、何かをかけてまで守る価値もない。


全能神が苦しみを上から眺めて放置しながら、それでもお粗末な 「不完全」 代理店に従えと、そんなマゾヒズムを哀れな信者に課して 「自分の正しさ」 を立証しようとしている、というふざけたWT解釈にも、何の価値もない。


エゴな神とその教えは 「自分たちだけが正しい」 エゴな盲従信者と、その盲従の上にあぐらをかく 「命令はするが責任は取らない」 特権階級を生むだけだ。

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