BSCC?

ものみの塔協会がさらに「学校」を作った。

「BSCC」つまり「クリスチャンの夫婦のための聖書学校」というもの。

キリスト教の神学校を非難しながら、「聖書学校」やら「訓練学校」やら「開拓奉仕学校」など、ただ名前を変えて、この世の大学がごとく限られた1部の人しか入校できないシステムを作る。

卒業生には平信徒からの寄付で生活が保障される「特別開拓者」に期間限定(最大1年)で任命されることがあるという。その後も続けられるかどうかは業績次第、とのこと。

「神は不公平な方」ではありません、と言いながら、倍率を高くし、競争心を煽り、ステータスをチラつかせ・・布教活動に精を出させるためのエサも、ここまで露骨なやり方もすごい。

今年の地域大会の劇でも、「○○兄弟姉妹がBSCCに行くんだって!すごいね!」とか、主人公の2人がBSCCに行ったあと「特別開拓者として模範を示さないとね☆」とか、BSCCのアピールがちりばめられていた。

・・「特別開拓者として模範を示さないとね☆」って何ですか??

クリスチャンのあるべき姿として、「特別開拓者」というワンランク上の姿でもあるんでしょうか。

それほどすばらしい教育なら、希望者みんなに受けさせてあげればいいのに。
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アメリカ白人の思考パターンとエホ証

少し前の記事で、エホバの証人は「アメリカの宗教」である、と書いた。その記事では触れなかったが、エホ証統治体の考え方の根底には「アメリカ白人の思考パターン」がある。

19世紀末、ヨーロッパの神学が世俗化してゆく中で生じた、エホ証も大嫌いな「高等批評」に対抗すべく、「聖書は神の書物!」という原点に立ち返ろうとする原理主義が、特に宗教心の強いアメリカ白人の間で盛んになった時期があった。ラッセルも様々な原理主義・福音主義的な白人のキリスト者たちの考えに刺激され、やがてそれらを組み合わせて独自の枠組みを主張するに至った。エホ証紹介DVD第1部でもそのあたりが結構詳しく説明されていて、そこだけおもしろかった。エホ証初期の写真をみても、見事にしかめっ面をしたアメリカ白人しかいない。

話を戻すと、そのアメリカ白人の思考パターンとは「歴史を作るのは自分たち」というもの。これをエホ証的に言い換えると、「聖書の預言を成就させるのは自分たち!」という考え方。

アメリカ白人には「この国を作ったのは自分たち」という自負があり、歴史の浅い自分たちの国が今や世界を、つまり歴史をリードしていることに相当のプライドを持っている。

そのアメリカで誕生したエホ証にも似たプライドがある。「この組織を作ったのは自分たち」で、歴史の浅い自分たちが世界的に伝道することで、今や預言を成就させている(と、彼らは本気で思っている)という激しい思い込みに酔いしれている。それで聖書の預言をどんなに無理があろうが、とにかく「自分たち」に適用させて解釈する。

そのエホ証出版物の唯我独尊的な言い回しは、外部の人間には「気持ちの悪い違和感」しかないが、一旦その「組織」の中に入ってしまえば、この「聖書の預言を成就させてきたのは自分たち!」という考えは、「世の人」や他の宗教に対して優越感を抱ける精神的な糧になる。それで、どんなに無理があろうが苦しかろうがその解釈を信じたくなり→その内本気で思い込み、プライドが邪魔してそこから抜け出せなくなる、というワナがある。

この考えはアメリカ白人を中心とするキリスト教原理主義に共通するものがある彼らの終末論はざっくり言うとこんな感じか。

1. 散らされていたイスラエル人がヨルダン川西域の約束の地に再び集められる。
2. イスラエルと周辺諸国民の敵意が高まる。
3. その最終戦争(ハルマゲドン)がイスラエル北部のメギドの山で起きる。
4. 神がイスラエルを救うため介入し、その結果、神の王国がこの地に到来する。

1は20世紀にイスラエルが建国されたことで成就した。2もその流れになっている。彼らにとっては何度か起きた中東戦争も預言の成就であり、イスラム勢力がテロを起こすと、大喜びで「テロとの戦争」を支持する。

エホ証もこの一連の預言を信じているが、「イスラエル」とは「自分たち」であり、ハルマゲドンを引き起こすのは「自分たち」への攻撃であり、神は「自分たち」を救うために介入し、地上の諸国家と「自分たち」以外の人間すべてを滅ぼすのだ!と主張する。ただ、聖書解釈に違いはあるが思考パターンは似ていて「預言の中心にいるべきは常に自分たち!」というワケだ。

終末が来るとき、預言を成就させてきたのは絶対に、絶対に「自分たち」でなければならない、という激しい思い込みに囚われているので、エホ証統治体は「組織」への絶対服従を強要し、「組織」を拡大する活動に人生のすべてを捧げ没頭するよう教化することしか頭にない。

「アメリカ白人至上主義」の一つの形態として派生した「エホ証組織至上主義」ともいうべきか。日本でも初期に「真理」を伝えたのがアメリカ白人であったように、主にアメリカ白人の影響力が強い地域でエホ証は増えてきた。

以上の点から、エホ証とは「アメリカの宗教」さらに言うなら「アメリカ白人の思考パターンが根底にあるキリスト教原理主義の一派」とするのが妥当なところか。

自発的な寄付?

ものみの塔協会がかなりの暴挙に出た。

巡回監督に自動車を支給し、その維持費を賄うために会衆から寄付を徴収する、という発表。

しかも「伝道者1人当たり350円でお願いします☆」の金額指定付き。

成員80名ほどの会衆では28000円の寄付を送金することになる。日本中の伝道者数を考えれば、手紙1枚で、日本中から約7700万円の寄付が集まることになる。

エホ証の巡回監督のみなさん、聖書に書いてある通り、「手ずから働」いてくださいね☆

一般信徒からの寄付で生活が保障される「巡回監督」とは名ばかりの僧職者階級を作ること自体聖書に反しているのに、さらに車の支給と維持費のために寄付を徴収するという・・

あれ~?寄付を強要されないのがエホ証さんのご自慢では?会衆に決議を取らせる時点で「自発的」とは言えませんよ?

一般信徒は今の車がいつまで乗れるだろうか、車検や保険の更新がくればどう費用を工面しようかあくせく働きながら頭を悩ませているのに、「組織」のお偉いさんたちとくれば、手紙1枚アップロードすれば日本中からすぐに数千万円集まるんですからね~。しかも「組織」は寄付をどう使ったかに関して一般信徒には何一つ公開しない。

日本の景気やエホ証の勢いがあったときは、「巡回監督」たちもおひねりもらったり、程度のいい中古の車をもらったり、羽振りがよかったんでしょうが、いくら寄付が減ったとは言え、こんな暴挙をしでかしては、世界的な業への寄付は目減りするばかりでしょうね。
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